THIS IS IT [映画のこと]
この映像が作品として公開されるとのニュースを聞いたとき
やっぱりな・・・・と思った
その"やっぱり"には自分でもわからないようないろいろな意味があったと思うけれど
とても観たい気持ちと、観てはいけないような気持ちと
それからそこに登場する"その人の気持ちのようなもの"を想像した私の気持ちと
とてもとても複雑な想いがごちゃごちゃと入り混じっていたと思う
完璧を目指すアーティストとしてライブパフォーマンスに力を注いできた彼が
リハーサルの映像のみで「作品として公開」されることを本当に望んだかということに
私はかなり疑問を持っている
正直なところ、この興行に関しても「商売上手」な感じがぷんぷんと匂っていて
そのことに対しての反感が一番強いかもしれない
"全世界で2週間限りの上映" と聞いたときにも
それは必ず延長されるだろうし、程よい期間上映することで
彼の最後の姿を残したDVDの売り上げもかなりのものになるだろうことも予想される
だがしかし・・・
私自身やはり彼の姿が観たいという、それだけだったのだと思う日本時間6月26日のあの朝からその直前までの彼のすべてを知りたい
どこかにその兆しがあるのか、だれかがそう仕向けたのか
彼自身がどんな風に50回にも及ぶライブに向けて備えていたのか
そして本当にそのスケジュールは可能なことだと考えられていたのだろうかと思っていた
私の知る限りマスコミでは長年、彼のミュージシャンとしての姿よりもさまざまな
スキャンダルに囲まれた道化のような扱いしかされてこなかった気がする
私自身も少ししらけた気持ちになっていた時期もあったし・・・
「彼の最新映像を観る」楽しみ以外のもろもろの想いを抱えてスクリーンと向き合った
そこには・・・
ものすごい規模で行われた「THIS IS IT」ツアーに向けた厳しいオーディションを勝ち抜き
誇りに溢れ、感動の涙でぐちゃぐちゃの顔をした若者たちの姿があった
両親が聴いていた彼の歌、ダンスを始めるきっかけになった彼のパフォーマンス
小学生のときに初めて人前で歌った彼の曲
それぞれが彼と同じステージに立ち踊り、歌うことがまるで夢のようだと語っていた
"これから始まる喜び"に溢れていた
この冒頭の映像を観て6月26日以来・・・私も初めて泣いた
「ファンが期待する曲しかやらない」
そういってリハーサルを重ねていくスクリーンの中の彼の姿を私もずっと追っていた
楽しかった
眼を見張った
わくわくした
懐かしかった
やっぱり凄いと思った
穏やかで真摯でジェントルマンでそのくせステージに対する想いは激しくて
スタッフを愛していてみんなに愛されていて
精力的にリハーサルを重ねる姿は輝いていた
彼のこれまでの映像のあちらこちらで垣間見ることが出来たオフステージの表情も
まさに本番!と言いたくなるようなステージングも
プロフェッショナルでスターだった
ただこんな映像、今までなら「メイキング」としてほんの少し出てくるだけのはずだったよね
たぶん・・・・・観にいってよかったんだと思う
私も同じく彼の死を商売にしようとしてるのでは?と思ってたけど、あまりの評判の良さに見に行きました。
行って良かった!
オーディションで選ばれたダンサーや周りのスタッフ達と一緒にコンサートを作り上げていくその過程は本当にマイケルを尊敬し、一緒に仕事ができる誇りで満ち溢れていましたね。
I'll be thereやI want you backなど、昔の歌の時はやっぱり涙が溢れて止まりませんでした。[わーん]
by ふぁびゅらす (2009-11-21 17:46)
夕べNHKでマイケルの追悼番組やっていたけど、かなり面白かったです。
私はマイケルジャクソンを好きだと思ったことはないんですけど、自分の高校ー大学時代とかぶるんで、洋楽にどっぷりつかりはじめた最初のころと重なります。
MTVを毎晩夜更かししながらみてた世代ですが、この人はその中では本当に面白い人だったなと思いました。いろんな意味でKing of Popsだったと思う。合掌。
by snorita (2009-11-21 19:46)
TDLの3D映像で見たのが、私にとって
最初で最後のマイケルジャクソンでした。かっこ良かったなぁ~
それ以外の彼についてはワイドショーの中でのスキャンダラスな
彼の事しか知らないけど・・・
かおりさんの記事を見て、この映画に興味が湧いてきました。
彼は自分が、逝ってしまった事を受け入れているんだろうか・・・?
by 薔薇少女 (2009-11-21 21:12)
リハーサルは初めから映像化される予定で収録されていたようです。
ただ、メイキングとしておまけになるべきものが不慮の事故で
不幸にも本編になってしまった訳で・・・・・・・
優雅に泳ぐ白鳥が実は水面下で必死に足を掻いている。
そういう部分を見せるのは舞台に携わる者として疑問があるので
私自身は見に行くつもりはありません。
by へろーめ (2009-11-22 02:03)
作られたスターと言うよりは、なるべくしてなった本物の数少ないスターがMJということを、改めて思い知らされる映像でした。お邪魔しました。
by chachamaru5 (2009-11-23 20:31)
ふぁびゅらすさま
月曜日のスマスマで中居くんも言っていましたが
まさにライブを間近で観ている感じがしましたね[らぶっ]
マイケル自身が生き生きとしていてその興奮が伝わってきました[ぴかっ]
それはツアーチームすべての人々にも当てはまっていたと思います
もう一度大きなスクリーンで観たいですねー
by かおり (2009-11-25 15:39)
shinさま
nice! ありがとう[はぁと]
by かおり (2009-11-25 15:40)
@ミックさま
nice! ありがとう[はぁと]
by かおり (2009-11-25 15:41)
mwainfoさま
nice! ありがとう[はぁと]
by かおり (2009-11-25 15:42)
snoritaさま
NHKですかー?それは見逃した[あわわ]
好き嫌いはいろいろですが稀有な才能だと思っています
私も小学生くらいのころに姉が聴いていたラジオから
ジャクソン5の曲を知ったのだと思います。
なので私なんかは特別彼のファンというのもおこがましいと思いますが
それでもいつの時代も彼のPVが好きでしたね[はぁと]
大切なものがひとつ無くなってしまった気がしています
by かおり (2009-11-25 15:49)
薔薇少女さま
TDLの「キャプテンEO」は残念ながら観たことがないんです
っていうか・・・あれはアトラクションだったんですよね[わおっ]
アメリカではその「キャプテンEO」が復活したとか[らぶっ]
私は彼と世代もわりと近かったし小さいころからリアルタイムで
ずっと観ていたので喪失感が大きいのかもしれないですね[わーん]
いろんなものをたくさん持ちすぎている人間を引き摺り下ろそうとする
力も彼の周りでいっぱい働いていたのだと思っているんですよ
by かおり (2009-11-25 15:54)
c_yuhkiさま
nice! ありがとう[はぁと]
by かおり (2009-11-25 15:55)
ほりけんさま
nice! ありがとう[はぁと]
by かおり (2009-11-25 15:56)
xml_xslさま
nice! ありがとう[はぁと]
by かおり (2009-11-25 15:58)
へろーめさま
マイケルのバックステージ映像は「おまけ」としておなじみでしたね[はぁと]
オルテガさんも言っていましたがこれが本編になるとは皮肉なことです。
エンターテイメントショウを作る立場の方々はみなさん同じことを言われますね[はぁと]
私自身もそう思うのですが、それを押しても"見せたい裏側"というのがあって私の大好きなアーティストたちの"もがく姿"を収録した映像が一番好きだったりするのです^^;
ご本人よりもスタッフの情熱の賜物なのですけどね[らぶっ]
by かおり (2009-11-25 16:06)
+kさま
nice! ありがとう[はぁと]
by かおり (2009-11-25 16:06)
chachamaru5 さま
きっと彼の訃報を聞いた後にさまざまな報道を見てマイケルに興味を持った方もたくさんいらっしゃると思いますが、どういう形であれ、彼のこれまでを知らなくてもこの映像を観ればきっと気持ちを同じくすることが出来るのではないでしょうか[わはっ]
知っていればなおさら感慨がありますよね[はぁと]
ほんとうに残念なことだと思います。
by かおり (2009-11-25 16:11)
お茶屋さま
nice! ありがとう[はぁと]
by かおり (2009-11-25 16:12)
コレね、すっごく見たいんです[はれ2]
by toco (2009-11-26 22:13)
初めまして
私はマイケル世代なのでこの映画すごく気になっていました
洋楽を聴き始めた中学生の頃マイケル全盛ですごい!という強烈な印象でした
大人になってからはスキャンダルを耳にするばかりで
あまり彼の曲をじっくり聞くこともなくなっていましたが
やはりもう一度彼のパフォーマンスを見てみたい気がします
by れん (2009-11-27 20:04)
tocoさま
あとはDVDの発売を待つしかないのかな?[わおっ]
大きなスクリーンは迫力がありました[らぶっ]
by かおり (2009-11-28 11:58)
れんさま
はじめまして[おんぷ]
素直な気持ちで出会えるとこの人がどれだけすごい人なのかが
とてもストレートに感じられるのですがいろんなフィルターを
何枚も重ねられてからは「奇人・変人」または「害をなす危険人物」
なんていう扱いもありましたからね[くんっ]
このドキュメンタリーは彼の原点を再発見した上で
さらに新たな感動がありました[らぶっ]
by かおり (2009-11-28 12:03)
よーじっくさま
nice! ありがとう[はぁと]
by かおり (2009-11-28 12:04)