「アンの夢の家 」 ~Anne's House of Dreams~ [本とコミックスのこと]
たいていのおんなのこや、元・おんなのこは 絵本や小説
映画にアニメ、さまざまな形で この少女と出会っているはず♪
ルーシー・モード・モンゴメリ作の「赤毛のアン」ですが
かくいう私も 出会ったのは大人になってからでしたけど
すっかり "アンの世界" にハマッてしまったことがあります
1952年に最初に和訳した村岡花子さんの作品が
日本中、さまざまな世代の女性たちにアンの魅力を伝えたのでしょう♪
その後続々と現代にわたっても10人以上の方が翻訳され
出版されているということです
が、原作が生まれたのは1908年というのですから
今から100年以上も前のことなんですねー びっくり・・・^^;
私が村岡花子・訳を手に取ったのが20年以上むかしですが
最近になってふたたびグリーン・ゲイブルズに遊びに行きたくなりました
書名 原題 出版年 アンの年齢
「赤毛のアン 」 Anne of Green Gables 1908 11~16
「アンの青春 」 Anne of Avonlea 1909 16~18
「アンの愛情」 Anne of the Island 1915 18~22
「アンの幸福」 Anne of Windy Willows 1936 22~25
「アンの夢の家」 Anne's House of Dreams 1917 25~27
「炉辺荘のアン」 Anne of Ingleside 1939 34~40
「虹の谷のアン」 Rainbow Valley 1919 41
「アンの娘リラ 」Rilla of Ingleside 1920 49~53
アンとの関連が薄い短編集
「アンの友達 」 Chronicles of Avonlea 1912
「アンをめぐる人々」 Further Chronicles of Avonlea 1920
wikipediaより引用させていただきましたが
最初の「赤毛のアン」が出版されてから30年以上もかけて
モンゴメリのライフワークとなったんですね
映画のアンもとても好きでした
「赤毛のアン」「アンの青春」「アンの結婚」と3作あるのですが
最近になってレンタルショップで探してもDVD版を置いていないんですよ・・・
観たいな~
昨年 「赤毛のアン」生誕100年を記念して発売されたBOX
上記の10冊がセットになっているそうです
で、わが家のアンはどこに居るかな~と探してみたんですが
悲しいことに 本棚には第一作「赤毛のアン」のみしかありません・・・
うちには少なくとも6冊はあったはず
子ども会に寄付したか、だれかにあげちゃったんでしょうねー(T_T)/~
先日探しものをしにブックオフに行ったとき
何の気なしに文庫のコーナーを眺めていたら
ありました!!!
アンの青春、アンの幸福、アンの友達、アンの夢の家♥
正直、訳された時代が時代なので、登場人物の話し言葉は古臭いです
しかしそのお話に登場する石造りの家「山彦荘」やアンの下宿の
「柳風荘(ウィンディ・ウィロウズ)」や小さなエリザベスの住む「常盤木荘
(エヴァーグリーンズ)」や「楓屋敷」などなど、そこに住む人々や
街の空気を表すような屋敷など、目を閉じてもその姿が浮かんできそうな
ロマンティックな世界はまったく色あせていません
ということで、ちびちび読み進み、現在「アンの夢の家」を
読み終えたところです(・_・)/
でも残念なことに「アンの愛情」がありません
無いとなったらますます読みたい!
また探しに行こうっと♪
アヴォンリーで結婚式を挙げたアンとギルバートは
フォア・ウィンズに見つけた小さな「夢の家」で暮らすことになりました
ギルバートは親戚のデイブ医師の後を受けグレン・セントメアリの開業医に
アンは自分の住処で隣人たちとともに夢の暮らしを綴っていきます
燈台守のジム船長、男嫌いのミス・コーネリア、変人のマーシャル・エリオット
そして謎の美少女・レスリー
打ちのめされる出来事や、驚きの事実
再び訪れた喜び、悲しい別れ
"港の海岸に打ち上げられたクリーム色の貝殻そっくり"の「小さい家」で
25歳からのアンが暮らした3年間のお話です
さて、明日からは「イングルサイドのアン」を持ち歩こうか♥
昭和32年に集英社より発売された少女ブックの付録の表紙画ですって♪
恥ずかしながら、自分が「同類」であったことを思い出しました、すっかり錆び付いてしまったけれど。
by snorita (2009-04-06 18:32)
村岡さんって
「赤毛のアン」を
戦時中訳していたのですね
南さん
戦中戦後活躍された方?
by caramelpapa (2009-04-06 21:30)
映画を見て「赤毛のアン」が好きになりました[はーと]
by toco (2009-04-07 11:49)
私も大好きです~。
一度、行ってみたいんですよね。あの島に[わはっ]
いつ読んでも、こころにぱちっとはまって、時代を感じさせないですよね。
by blaksumur (2009-04-09 10:39)
私も「赤毛のアン」大好きです![わはっ]
番外編っぽい「アンの友達」が一番好きだったりしますが・・・。[あせっ]
映画のアンも良かったですよねぇ・・・。[はぁと]
アニメのアンも・・・。
by びっけ (2009-04-13 00:16)
snoritaさま
きゃ~[らぶっ]ご同類だったんですね[ぴーっ]
ちょっと意外でちょっとうれしいです[わはっ]
久しぶりに取り出して読んでみてもかつての色合いはまったく変わっていないと思います[おんぷ]
急いで続きを読まなくてはいけない類ではないので
合間合間に楽しめていいと思いますよ[はぁと]
by かおり (2009-04-15 10:29)
xml_xslさま
ナイス!ありがとう[はぁと]
by かおり (2009-04-15 10:29)
caramelpapaさま
訳者の村岡さんが原書を手にしてから和訳が世に出るまでずいぶんな時間があったようですね[わおっ]
戦争の時期もはさんでいたでしょうね[にこっ]
実はこのイラストの方はよく存じ上げないんですよ[たらー]
私の母が少女時代に集めていた画家さんの中に
はあったのかしら[ぴかっ]
このころの少女画はけっこう好きなんですよ[らぶっ]
by かおり (2009-04-15 10:34)
tocoさま
映画のアンはとてもイメージに合ってましたね[らぶっ]
というよりも、映画が先だともっと原作が楽しめるかも[ぴかっ]
彼女のヴィジュアルが定番になってるかも知れません(笑)
by かおり (2009-04-15 10:35)
blaksumurさま
私たちが生まれるはるかむかしに訳されているので
文章はとても古臭いですが「アンの世界」を損ないはしませんねー[らぶっ]
うちの娘も大好きなんだそうです[はぁと]
私もいつか機会があったら訪れてみたいところなんです[わはっ]
by かおり (2009-04-15 10:38)
びっけさま
先日、娘と"アンの友達"について話したのですが
「あれってぜんぜん友達じゃなかったりするよね~」
っていうのが話題の中心でした[ぴかっ](笑)
でも私も好きですよー[はぁと]
映画は細かいことを言わなければとてもイイですねー[らぶっ]
ただあれはやっぱり少女時代だけでもよかったな[わおっ]
残念ながらアニメは見ていないんですよ・・・[わーん]
by かおり (2009-04-15 10:43)
yasuoさま
はじめまして[わはっ]
ナイス!ありがとう[はぁと]
by かおり (2009-04-15 10:44)
>昭和32年に集英社より発売された少女ブックの付録の表紙画ですって♪
従姉のお姉さんが少女ブック取ってたから、
ひょッとして、見たこと有ったかも・・・?
by 薔薇少女 (2009-04-16 00:36)
薔薇少女さま
少女ブックをご存知なんですね~[はぁと]
私はもう少し古い少女雑誌(母のもの)の方なら
見たことがあると思うんですが
とてもロマンティックな絵柄ですよね[らぶっ]
by かおり (2009-04-19 17:09)
ウチに、山本容子さんの銅版画が挿絵の、
「赤毛のアン」がありますよ^^
見ているだけで、楽しいです。
そろそろムスメにも読んでみてほしいので、
ワタシも買おうかな~^^
by bluebird (2009-04-21 10:22)
bluebirdさま
山本容子さんの挿絵ですかー[らぶっ]
それは素敵です[はぁと]
私も見てみたいな(〃ω〃) キャァ♪
うちの娘も小学生か中学生のころに私の本棚でみつけて
ちらりと読んだことはあったそうですが
その当時ははまらなかったみたいです(笑)
今になって母娘で語り合えるのってちょっとウレシイ[わはっ]
by かおり (2009-04-21 11:01)
読書好きな女の子は、赤毛のアンやジェーン・エアを読むんです^^
少女ブックのアン、ちょっち怖いじょ?
by Sina (2009-04-21 20:40)
Sinaさま
なるほど・・・ご他聞にもれず私もですね(笑)
この時代の少女のイラストはどれも似た感じですねー[ぴかっ]
母のコレクションもこんな感じ[はぁと]
by かおり (2009-04-24 16:34)
久しぶりに覗きにきたら。。。
「赤毛のアン」ダイスキです!
bliog素敵ですね(^^)
by kurimi (2009-05-04 11:18)